2022年8月23日に発行されたHuaweiの特許の出願履歴から考察しました。
PCT出願を審査される前に予備的補正し、クレームを整えていました。
拒絶は103条でしたが、インタビューを行わずとも、端的に補正・主張して、最終拒絶後も、AFCP2.0を効果的に使い、RCEなしで見事権利化まで持っていきました。しかし、従属クレームの補正でクレームの範囲を拡大するような補正(?)が説明もなく行われていたようなので、そこが少し疑問です。
しかし、許可可能クレームがあったにも関わらず、AFCP2.0で独自の主張を貫いてより範囲の広い権利を取得した行動には眼を見張るものがありました。
また、許可通知後のIDS提出の必要があったため、許可通知は2回出ています。
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Huaweiの特許(Pat. No: 11,424,876)です。
2020年2月に出願され、2022年の8月に特許になっているので、約1.5年の審査期間になります。
PCT出願の米国国内移行手続です。あとは、本件の継続出願も権利化の直前に出ています。