2023年2月28日に発行されたGoogleの特許(Patent # 11592907)の出願履歴から考察しました。
今回のケースはクレーム補正の提案やリファレンスの解釈の溝を埋めるためにインタビューが多様されており、効果的なインタビューの利用ができていた案件だと思います。RCEは一回行ったものの、その前にちゃんと審査官からAdvisory ActionでRCEでの反論に有効な情報を得ています。
3回目のインタビューの事実はわかりませんでしたが、RCEにおけるOA対応で見事権利化に至っています。
また、審査官の103条の分析も独特で、興味深い分析が行われていました。
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Googleの特許(Patent # 11592907)です。
2020年10月が出願日で、2023年の2月に特許になっているので、約2年半ほどの審査期間になります。
この案件はRECが1回ファイルされているので、USPTOの統計データと比較すると、平均より少し早い程度の期間で権利化されていることがわかります。